鳥取県は2016年4月7日(木)、アシアナ航空の米子/仁川線について、同社がエアソウルなど路線の格安航空(LCC)化を視野に入れていることを明らかにしました。
これは、4月7日(木)に実施された平井県知事の定例記者会見で明らかにされたものです。知事の会見によると、アシアナ航空の朴三求会長が鳥取県を訪れた際、現在就航している米子/仁川線について「LCC化も視野に入れながら発展を図っていきたい」と述べ、2015年12月に設立された同社のLCC「エアソウル」就航の可能性について言及しました。
平井知事は、鳥取県が進めてきた誘客の停滞要因にならないよう、様々な検証もしながら検討して欲しいと朴会長に要請、会長もこれに同意し、鳥取県の趣旨を踏まえた上で進めていくと回答しました。
平井知事は、2016年1月の定例記者会見でもLCC化が行われた場合のデメリットについて指摘しており、今回は朴会長と様々な意見交換を行ったことを踏まえ、今後は現場サイドで相談していくとしています。
なお、アシアナ航空の米子/仁川線は、火、金、日の週3便をA320、またはA321で運航されています。