海上保安庁第10管区海上保安本部の鹿児島航空基地で2011年11月26日、職員がヘリコプターの燃料をマイカーに流用したことがわかりました。
出動が中止となったアグスタAW139をハンガーに格納する際、燃料を抜こうとしたところ用意したドラム缶が満タンであったため、10リットルをマイカーに給油。残りを地下のタンクへ戻したと伝えられています。
給油した車はディーゼル車で比較的燃料を選ばないとはいえ、灯油に近い成分のジェット燃料を給油して果たして大丈夫なのか、気になるところ。
なお、10管本部は流用した職員が他にもいなかったか、今回だけの一件だったか、業務上横領の疑いを視野に調査を進めています。