エアバスは2016年3月の発注、納入機数を発表しました。受注は14機、納入は57機で、いずれもA320ファミリー、A330、A380が対象です。A380を非公表の顧客から2機受注したほか、A330は防衛部門で空中給油機を受注しています。
このなかで、発注リストからエール・オーストラルのA380発注分が消去されました。エール・オーストラルは2009年にエコノミークラスのみの840席仕様でA380を導入する予定でした。発注した製造スロットからは2013年から2014年に納入予定でしたが、以前からキャンセルしたことが伝えられていました。
エール・オーストラルは、A380に代わり、787の製造初期で「魔のティーンズ」として知られる機体を2機、契約しています。