バニラエアは2016年4月17日(日)、台北発成田着JW104便の到着時、成田空港で国際線旅客を国内線到着口へ誤誘導した件で、4月19日(火)17時現在で入国手続き未了の旅客全員に連絡を行い、順次、入国審査を実施していると発表しました。
このJW104便は、成田空港が強風のため中部国際空港にダイバートし、成田に到着した便で、ランプ構内バスの配車、運行する委託先がこの便を国内線と誤認識し、乗客を誤って国内線到着口へ案内したものです。これにより、一部の旅客が入国手続き未了のまま入国する事態となったものです。航空局はこの事態を受け、バニラエアに対し、厳重注意を行い、再発防止を指示しています。
このため、バニラエアは当面の再発防止策として、ランプ構内バス運行会社への配車連絡方法を国際線、国内線の別を分かりやすく、誤認防止となるよう4月18日(月)から実施したほか、到着時刻変更などで配車を変更する際に、電話、FAXを併用し、相互確認の強化、徹底をはかります。
この事態で乗客159名のうち、入国手続き未了で入国した旅客は日本国籍37名、外国籍5名、計42名でした。