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ラストフライト時の「N661US」
デルタ航空は2016年4月30日(土)、747-400初号機、機体記号(レジ)「N661US」をアトランタ国際空港の敷地から、隣接する「デルタ航空博物館」で展示するため、最後のタキシングで移動しました。
デルタ航空博物館は、アトランタ国際空港に隣接していますが、DHLエクスプレスの協力をはじめ、デルタTechOps、空港カスタマーサービス、セキュリティ関連など様々な企業と調整を行い、移動プロジェクトに数カ月をかけて準備が進められました。
この機体は、1988年4月29日に初飛行し、1989年12月29日にノースウェスト航空に納入され、デルタ航空とノースウェスト航空の合併で移籍し、2015年9月9日にホノルル発アトランタ着DL836便でラストフライトしました。引退までの26年間、地球と月を250往復する6,100万マイル、約9,800万キロを飛行した機体です。
デルタ航空博物館では2017年初めにもこの機体を展示する予定です。