ヨーロッパの格安航空会社(LCC)、ウィズ・エアは2016年5月1日(日)、ブダペストの観光名所の1つ、ドナウ川にかかるセーチェーニ鎖橋、エルジェーベト橋をA321でローパスしました。メイ・デイ・イン・ブタペストのイベントの1つで、カーレースとエアショーに参加し、ウィズ・エアがA321をこのエアショーに使用したのは初めてです。
このA321は機体記号(レジ)「HA-LXD」で、デイビッド・モーガン機長とアンドラーシュ・アーディ機長が操縦しました。1回目の低空飛行は140ノットでフラップとランディングギアを披露し、高度100メートルを飛行、その後に45度回転し、2度目はギアを格納して飛行、最後は300ノットのフルスピード飛行しました。
ウィズ・エアは2015年11月に初めてA321を受領し、現在はブダペストベースに4機を保有しています。同社は2018年までに現行のA321を30機導入し、その後はA321neoを受領する予定です。
なお、エアショーではフライング・ブルズのB-25やF4U-4コルセア、P-38ライトニング、アルファジェットなどが参加し、展示飛行しました。なお、ウィズ・エアは自社の飛行をYoutubeで紹介しており、改めてフルバージョンで飛行する様子を公開するとしています。
■WizzAir Airbus A-321 low pass at Nagy Futam 2016, Budapest