キャセイパシフィック航空、A350の機内を公開 タブレットホルダーなど

キャセイパシフィック航空は2016年5月29日(日)、同社初のA350-900XWBを受領、トゥールーズから香港国際空港へのフェリーフライトを終えました。同社は、A350-900とA350-1000をあわせ48機を受領します。この機材はビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの3クラスを搭載、最新の機内製品を搭載しています。

5月30日(月)には、この機内を香港国際空港の香港エアクラフト・エンジニアリング・カンパニー・リミテッド(HAECO)の格納庫でイベントを開催し、お披露目会を開催しました。招待されたのはザ・マルコポーロクラブ・ロイヤルティ・プログラムの会員や、香港行政府の運輸及房屋局局長などでした。

キャセイパシフィック航空は、機内で快適な睡眠と同時に最高のエンターテイメントを提供してもらうため、機内を設計したと言い、タッチスクリーンを採用したパーソナルテレビには映画、テレビ番組、ライブ・ニュースチャンネル、音楽などを提供しています。また、機内Wi-Fiも装備し、インターネットを通じて家族や仕事など世界とつながることが出来るとしています。また、A350にはLEDのムード照明により、快適でリラックスした空間を演出できます。

なお、キャセイパシフィック航空はこのA350-900を、6月1日から香港/マニラ線などリージョナル路線に投入し、2016年第3四半期までに複数機の体制となってから、ロンドン・ガトウィック線、デュッセルドルフ線などの長距離路線に投入します。