海自P-3C、ロシア海軍のミサイル駆逐艦1隻の津軽海峡航行を確認

海自P-3C、ロシア海軍のミサイル駆逐艦1隻の津軽海峡航行を確認

ニュース画像 1枚目:海上自衛隊 P-3C
© 海上自衛隊
海上自衛隊 P-3C

防衛省統合幕僚監部は、2016年8月5日(金)にロシア海軍の艦艇が津軽海峡を航行したことを確認したと発表しました。

ロシア海軍艦艇の航行は、海上自衛隊八戸航空基地に拠点を置く第2航空群所属のP-3Cと、余市防備隊のミサイル艇「くまたか(PG-827)」が確認したものです。15時ごろロシア海軍のミサイル駆逐艦1隻が青森県尻屋崎の北東約100キロメートル付近を西進しているところを確認、艦艇は津軽海峡を西航しました。

なお、津軽海峡を通過した船舶は、ウダロイI級ミサイル駆逐艦「アドミラール・ヴィノグラードフ(DDG-572)」であることが確認されています。同船はロシア海軍の太平洋艦隊に所属し、2016年の環太平洋合同演習「RIMPAC 2016」実施海域での出没が確認されています。艦尾には2機のカモフKa-27を搭載可能な格納庫とヘリ甲板を装備しています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く