ピラタス、オーストラリア国防軍向けPC-21初号機で初飛行 2017年に納入

ピラタス、オーストラリア国防軍向けPC-21初号機で初飛行 2017年に納入

ニュース画像 1枚目:オーストラリア軍向け PC-21 初号機
© Pilatus Aircraft
オーストラリア軍向け PC-21 初号機

ピラタス・エアクラフトは2016年7月21日(木)、オーストラリア国防軍向けPC-21初号機がスイス・シュタンスの同社工場で初飛行したと発表しました。オーストラリア空軍にはPC-21を49機納入する契約を締結しており、この契約から約7カ月後の初飛行となりました。

オーストラリア国防省と2015年12月に契約した内容は、オーストラリア国防軍の陸、海、空軍向けと契約しており、PC-21はオーストラリア空軍の4基地に配備されます。あわせて、ピラタスは整備などのサービス支援なども担う契約です。

オーストラリア国防軍向けに初飛行したPC−21は、機体記号(レジ)「A54-001」で、2017年6月にオーストラリア空軍のイースト・セール空軍基地に配備される予定です。これにより、オーストラリア国防軍は1988年から使用するPC-9、さらにCT-4を機材更新する予定です。なお、PC-9は2019年に完全退役する予定で、これまでに500,000飛行時間を記録しています。

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