空自向けF-35A初号機、組み立てと塗装が完了 機体番号は「69-8701」か

空自向けF-35A初号機、組み立てと塗装が完了 機体番号は「69-8701」か

ニュース画像 1枚目:航空自衛隊向けF-35A初号機
© 航空自衛隊
航空自衛隊向けF-35A初号機

航空自衛隊は2016年8月15日(月)、ロッキード・マーティン社のフォートワース工場で製造中の航空自衛隊向けF-35A戦闘機について、初号機の組立て作業と塗装が完了したと発表しました。ウェブサイトで組立てが完了した初号機の画像を公開しています。

組み立てが完了した初号機は、現在地上試験などが実施されており、8月中にはロッキード・マーティン社による試験飛行が開始される予定です。

塗装が完了したとして公開されている初号機の画像では、尾翼に機体番号「69-8701」が塗装されており、2桁目の数字から航空自衛隊でのF-35Aの登録順位がT-2やU-125と同じ「9」とされていることや、製造順番号が「701」から採番されていることなどが窺えます。

フォートワース工場では、空自向け1号機から4号機までが製造が進められており、IHS Jane'sが4月25日付けで、初号機は9月26日にロールアウトする予定と伝えているほか、7月22日(金)の航空幕僚長の定例会見では、10月にも航空自衛隊へ納入されるされる見通しであることが明らかにされています。

なお、5号機以降の製造は三菱重工小牧南工場の「名古屋FACO」で開始されています。

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