アメリカ海兵隊の第3海兵遠征軍司令官のローレンス・ニコルソン中将は2016年9月23日(金)、AV-8BハリアーIIが2016年9月22日(木)に沖縄県東方沖で墜落した事故を受け、同型機の運用を一時停止すると発表しました。
この事故でAV-8Bが1機、行方不明となりましたが、パイロットは脱出し、航空自衛隊の支援を受け、嘉手納基地所属の第18航空団第33救難飛行隊が救助しました。救助されたパイロットはすでに海軍病院を退院しています。
海兵隊は航空機の重大事故が発生した場合、運用を一時停止しており、今回の措置も前例に基づいた対応としています。停止期間中は、AV-8Bが運用基準を満たしているか確認検査を行います。
また、稲田防衛大臣が沖縄県を訪問しており、9月23日(金)に地元からの申し入れを受け、アメリカ側に原因の究明と再発防止の徹底を求めています。