横田基地の地元自治体、9月15日のKC-135の緊急着陸について口頭で要請

横田基地の地元自治体、9月15日のKC-135の緊急着陸について口頭で要請

横田基地周辺市町基地対策連絡会は2016年9月23日(金)、2016年9月15日(金)にKC-135の1機が横田基地に緊急着陸を行った件で、9月20日(火)付けで在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官に経過について地元自治体に開示するよう口頭で要請しました。

KC-135は9月15日、機体の問題から横田基地に緊急着陸し、安全に着陸、乗務員に医療上の問題はありませんでした。この機体はマーチ統合空軍予備役基地の所属機で、機体に故障が発生したための緊急着陸でした。着陸後に、駐機場に移動し、事故などの報告はありません。

また、横田基地ではKC-135の緊急対応のために滑走路を閉鎖し、同基地に到着予定の商業機の767は羽田空港に予防着陸しました。この機体は、アトラス航空の767-300ERの機体記号(レジ)「N649GT」とみられ、給油後に横田基地に向かい、予定されていた任務に戻っています。

横田基地では緊急着陸したKC-135、羽田空港に着陸した767の横田飛行場への飛来目的について、いずれも運用上の安全を考慮し、その任務やその後の動向は公表しない方針としており、連絡会は基地周辺住民の不安解消のため緊急着陸の原因、滑走路閉鎖に関する経過を開示してほしい旨を伝えたものです。

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