スピリット・アエロシステムズは2016年10月11日(火)、787ドリームライナー向け500機目の主要コンポーネントを納入したと発表しました。
スピリット・アエロシステムズは、787の胴体前方部、エンジン・パイロンをカンザス州ウィチタで製造、主翼前縁部や動翼の一部も製造しています。いずれも9月にボーイングへ納入されました。
スピリットは胴体前方部の組立で、フライトコントロール設備をテスト、装備して納入しており、このセクション41と呼ばれる部位は複合材で製造されています。同社はこの500号機目の部品納入のマイルストーンについて、大奥のスタッフの努力によるものとし、引き続き納入期限を遵守しながら、高品質の製品を提供し、ボーイングと協力していくとコメントしています。
この500号機は、エールフランスの787-9初号機として納入される見込みです。