原子力空母USSカール・ビンソンが第5艦隊作戦海域に到着

原子力空母USSカール・ビンソンが第5艦隊作戦海域に到着

アメリカ海軍は2012年1月9日に、原子力空母USSカール・ビンソン(CVN-70)を中核とする空母打撃群が第5艦隊の作戦海域に到着したと発表しました。

第5艦隊作戦海域は、ペルシャ湾、紅海、アラビア海から東アフリカに至る海域。現在、イランの核開発をめぐって緊張感が高まっている地域です。1月10日には、USSエイブラハム・リンカーン空母打撃群も、訪問していたタイのレムチャバンを出港し同海域へ向かっています。

空母打撃群にはイージス巡洋艦USSバンカーヒル(CG-52)、イージス駆逐艦USSハルゼイ(DDG-97)などが含まれ、USSカール・ビンソンには第17空母航空団(CVW-17)、第22戦闘攻撃飛行隊(VFA-22)ファイティング・レッドコックスのF/A-18Fスーパーホーネット、第81戦闘攻撃飛行隊(VFA-81)サンライナーズのF/A-18Eスーパーホーネット、第113戦闘攻撃飛行隊(VFA-113)スティンガーズと第25戦闘攻撃飛行隊(VFA-25)フィスト・オブ・フリートのF/A-18Cホーネットなどが搭載されています。

USSカール・ビンソンは2011年11月30日にサンディエゴを出港し、年末に香港に寄港し中東へ向かっていました。

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