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ファルコン900「ちゅらわし」
海上保安庁は2016年11月28日(月)、東南アジア海域などにおける海賊対策として、12月5日(月)から12月9日(水)までの期間、第十一管区海上保安本部 那覇航空基地に所属するファルコン900「ちゅらわし」をカンボジアとタイに派遣すると発表しました。海上保安庁の航空機がカンボジアに派遣されるのは今回が初となります。
この派遣は、東南アジア海域沿岸国の海上保安機関に対して、法執行能力向上支援を実施するとともに、連携・協力関係の構築推進を目的として実施されるもので、派遣国では、関係機関との間で海賊対策や法執行能力向上支援を含む海上保安に係る意見交換を実施するとしています。
なお、派遣の対象とされているファルコン900「ちゅらわし」は、機体番号(レジ)「JA8570」と「JA8571」の2機が那覇航空基地に所属しています。派遣団は「ちゅらわし」と海上保安庁総務部参事官を含めた人員14名が予定されており、現地ではカンボジア国家警察海上警察部とタイ海上警察、海事局への表敬が予定されています。
■海上保安庁 ファルコン900「ちゅらわし」派遣日程
12月5日(月) 那覇発、プノンペン着
12月6日(火) カンボジア国家警察海上警察部、薬物対策部への表敬訪問、意見交換
12月7日(水) プノンペン発、バンコク着
12月8日(木) タイ海上警察、海事局への表敬訪問及び意見・情報交換
12月9日(金) バンコク発、那覇着