アメリカン航空、1万3000人削減、人件費12億ドル削減で再生目指す

アメリカン航空、1万3000人削減、人件費12億ドル削減で再生目指す

アメリカン航空はチャプター11を申請、経営再建に取り組んでいますが、2012年から2017年までの再建計画を発表しました。すでに計画している機材更新に加え、人件費削減も盛り込んでいます。

経営陣やスタッフを含む全分野で、マネジメント層を15%削減します。また、メンテナンス部門のうちフォートワース・アライアンス空港を閉鎖することも含まれています。規模はおよそ1万3000人の削減になります。

2017年までに発注済みの737新造機などコスト効率の良い新機材の導入、サービスやブランディング強化で年間20億ドルのコスト削減と10億ドルの増収により年間30億ドルの改善を見込んでいます。

デルタ航空、USエアウェイズがアメリカン航空を買収したいと考えていることが伝えられていますが、独立を保てるか。トム・ホートンCEOはスタッフに向けた手紙で「自らの将来を描き、再建プロセスを素早く終わらせることでアメリカン航空はより良い競争ができるようになる」とコメントしています。

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