フランスのターボプロップ機メーカーのATRは2017年1月18日(水)、シネルジー・エアロスペースが2016年に契約したアルゼンチン初のATR-72-600を納入したと発表しました。ブランド名は「アビアンカ・アルゼンチン」として、アビアン・リネアス・アエレアスが運航する予定で、2017年前半に運航開始が計画されています。
シネルジー・エアロスペースは、ATR-72-600を12機確定発注、6機をオプションで契約しており、この1機目となりました。このATRは、ブエノスアイレス、トゥクマン、コルドバの主要拠点とアルゼンチンの各地を結び、利便性の向上をめざします。
シネルジー・エアロスペースはすでに南米でリージョナル航空会社にATRを導入、成功を収めているとし、この初号機の導入でアルゼンチンでも地域間の交通環境を改善し、車での移動に加えた新たな選択肢を提供する考えです。