国土交通省航空局は2017年3月30日(木)、検査用途に使用していた航空機2機の抹消登録を行いました。抹消されたのは、ボンバルディアBD-700-1A10の機体番号(レジ)「JA005G」と「JA006G」の2機で、抹消理由については「アメリカへ売却のため」とされています。これにより、航空局のBD-700は全機退役となりました。
「JA005G」と「JA006G」は2002年から2003年にかけて導入された飛行検査機です。航空局の検査機としては初めてのボンバルディア機で、今回この2機の退役により、航空局のボンバルディア製の機体はDHC-8-300の「JA007G」のみとなります。
なお、航空局は新しい飛行検査機としてセスナ・サイテーションCJ4の導入を2015年から開始し、現在運用されている「JA008G」、「JA009G」、「JA010G」に加え、2017年9月にも「JA011G」と「JA012G」を受領する見込みとなっています。