アメリカン航空、A350-900初号機の受領を2020年に再び後倒し

アメリカン航空、A350-900初号機の受領を2020年に再び後倒し

ニュース画像 1枚目:A350とエアバス
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A350とエアバス

アメリカン航空は2017年4月27日(木)、2017年第1四半期決算の公表にあわせ、同社が導入する予定のA350-900初号機について受領時期を2020年から2024年に後倒しすると発表しました。同社は2016年7月、2017年春の受領から2018年後半に後倒しすると発表しており、1年未満で導入計画をさらに後倒ししました。

同時に、ボーイングから導入する予定の787-9の2機を2018年第2四半期から、2019年第1四半期へ最大9カ月、後倒しすることも発表しました。新機材の導入後倒しにより、キャッシュフローの改善、新機材の導入に備えた積み立て金の減少などにより、財務状況に柔軟性を確保するとしています。

アメリカン航空は、787の機材導入を進めており、A350は合併前のUSエアウェイズが2007年にA350を発注したものを引き継いでおり、最新の導入計画では2020年後半となります。

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