マレーシア航空、2017末までにA350受領 A380チャーター会社は評価中

マレーシア航空、2017末までにA350受領 A380チャーター会社は評価中

ニュース画像 1枚目:A350
© AIRBUS S.A.S.
A350

マレーシア航空は2017年第2四半期の決算発表とあわせ、機材導入計画を発表しました。同社は2017年末までにA350の初号機を受領する予定で、エア・リース・コーポレーションと契約している6機の導入を進めます。同社は2018年第1四半期にA350-900をクアラルンプール/ロンドン線に導入します。

A350の導入にあわせ、マレーシア航空はエアバスとメンテナンス契約を締結し、A350とA330のパーツ、コンポーネント類はクアラルンプールでエアバスの管理による整備体制が取られます。エアバスはクアラルンプールでマレーシア航空をサポート、整備に対応するチームの準備を進めています。

また、単通路機では737-8-MAXの発注を737-MAX-10に10機、契約を変更しています。MAX 10はビジネス16席、エコノミー166席、計182席仕様とし、2021年1月に受領します。また、発注済みのMAX 8は2019年に受領する計画です。

なお、A380のチャーター専門航空会社の設立でハジ、ウムラの巡礼需要への対応について明らかにしていますが、マレーシア航空はこの新会社の経営計画の実現性を評価しているとし、2018年第4四半期の早い段階に決定します。

このほか、ワイドボディ機の導入については、2018年から2019年にリース導入の可能性について、幅広い選択肢を検討しており、リース会社、他の航空会社、航空機メーカーなどとの話し合いを継続しているともコメントしています。

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