東京都、八丈町・青ヶ島村と11月5日に合同総合防災訓練 火山噴火を想定

東京都、八丈町・青ヶ島村と11月5日に合同総合防災訓練 火山噴火を想定

東京都は2017年11月5日(日)、八丈町・青ヶ島村と合同総合防災訓練を実施します。会場は底土港(神湊港)、八丈島空港、都立八丈高等学校、村立青ヶ島小中学校で、開催時間は7時30分から12時までの予定です。

訓練の想定は、八丈町では西山の噴火と南海トラフを震源とする地震と津波で最大の被害となり、全島避難の準備を開始するケース、青ヶ島村では火山性地震の発生と噴火の徴候で全島避難の準備を開始するケースです。

訓練は、底土港では、バスを利用した住民移送の実施など避難計画策定に向けた検証と住民の逃げ遅れの発生を想定し、渡船を活用した避難、八丈島空港では大型輸送機による救助車両の広域的な投入と展開と赤十字飛行隊による血液製剤の緊急輸送を実施します。

また、都立八丈高等学校では、津波の到来に備えた住民の速やかな高台避難と展示・体験型訓練による住民共助訓練、村立青ヶ島小中学校では、火山噴火に備えた住民避難訓練と展示・体験型訓練による住民共助訓練が予定されています。

この訓練には、警視庁、東京消防庁、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊、海上保安庁など約3,500名が参加します。詳しくは、東京都のウェブサイトを参照ください。

期日: 2017/11/05
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