IAI、737-700 BDSFの追加型式証明を取得 アラスカ航空納入機

IAI、737-700 BDSFの追加型式証明を取得 アラスカ航空納入機

ニュース画像 1枚目:Bedek施設で貨物ドア装着中の様子
© ISRAEL AEROSPACE INDUSTRIES
Bedek施設で貨物ドア装着中の様子

イスラエル・エアロスペース・インダストリーズ(IAI)は2017年10月24日(火)、アメリカ連邦航空局(FAA)から737-700貨物機の追加型式証明(STC)の認可を受けたと発表しました。737-700 BDSFとして認定され、IAIがテルアビブで旅客機から貨物機への改修を手がけました。

IAIはワイド・カーゴ・ドアの設置を含め、737-700 BDSFのプロトタイプ機として旅客機から貨物専用機へはじめて改修しました。この1機目は、アラスカ航空から3機を受注、その1機目はすでに納入済みです。BDSFは「Bedek Special Freighter」の略で、IAIのBedek Aviation Groupの施設で行われています。

このIAIが手がけた737-700 BDSFは、84インチ、134インチの貨物専用ドアが機体左側に設けられ、メインデッキには貨物コンテナが収納できる仕様となっています。最大で、45,000ポンドを搭載可能です。なお、アラスカ航空には「N627AS」が2017年9月に再納入されており、現在は「N626AS」「N625AS」の2機もBDSF改修がすすめられています。

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