JAL、東京2020大会に向け6つのテーマで活動 地域活性化など目指す

JAL、東京2020大会に向け6つのテーマで活動 地域活性化など目指す

日本航空(JAL)は2017年10月27日(金)、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会1000日前を迎え、6つのテーマで取り組む方針を発表しました。

1つ目は、スポーツへの支援を通じた次世代育成で、特にパラリンピックスポーツを盛り上げ、障がい者への理解を深め、思いやりのある社会の実現に向け取り組みます。2つ目は、障がいのある方や高齢者などが安心して旅行できる環境づくりで、金属探知機に反応しない木製車いすを2017年7月に導入し、保安検査場をスムーズに通れるようにするなど、アクセシビリティー向上に積極的に取り組んでいます。

3つ目は、運航に関する安全性をはじめ、定時性など、基本的なサービスの質の向上、4つ目は、航空機のCO2排出量の削減や大会時の暑さ対策など、環境に配慮した対応をすすめます。2017年7月に羽田空港の展望デッキで打ち水を行い、訪日外国人旅行者に日本古来の暑さ対策の知恵を体験してもらうイベントを実施しています。

5つ目は、地域活性化を支援し、東京だけでなく日本各地の魅力を発信し、インバウンド需要の拡大、6つ目は機内でVRサービス提供の実証実験を通じ、先進的なサービスや最先端のテクノロジーを活用した顧客サービスの向上をめざします。

なお、それぞれのテーマにおける具体的な施策については、別途発表します。詳しくは、JALのウェブサイトを参照ください。

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