KLMオランダ航空は2017年10月28日(土)、KLMシティホッパーのフォッカー製航空機でラストフライトを運航しました。運用する機材それぞれの最終便は6便あり、デュッセルドルフ発KL1862便、ノーリッチ発KL1512便、ハノーファー発KL1912便、ブリュッセル発KL1732便、ルクセンブルク発KL1746便、ロンドン発KL1070便が順次、アムステルダムに到着しました。
フォッカーの最終便は予定通り、ロンドン発KL1070便で、KLMが97年前にフォッカーを導入して運航したロンドン行きで、ロンドン発アムステルダム着が20時30分に到着し、KLMとフォッカーが築いてきたオランダ航空史の1つの幕を締めくくりました。スキポール空港はこの便をウォーターキャノンで出迎え、記憶に残しました。
KLMは10月29日(日)、空港近くのスキポール-オスト公園にKLMとフォッカーの記念碑を公開し、1920年から2017年まで97年間にわたる航空史の開拓を記念するとともに、両者のパートナーシップに貢献したすべての人たちへの敬意を示しました。
なお、KLMはエンブラエルのEジェットに機材更新しており、快適性、高速性、経済性を向上させた機材で運航します。