国際総合航空貨物輸送会社のフェデックス・エクスプレスは2017年11月20日(月)、越境ECの成長による年末商戦で拡大を狙うEC業者と中小企業を同社の航空機を利用したエクスプレス・サービスをはじめサポートすると発表しました。
フェデックスは、11月24日(金)のブラックフライデーから12月24日(日)のクリスマスイブまで続く年末商戦の期間、貨物取扱量が3億8,000個から4億個になると予測しています。調査会社によると、中国で11月11日(土)の「独身の日」に行われたセールでは、37%がECを利用し、2020年にはEC全体の20%に達することが見込まれており、輸出入ともにアジア太平洋地域が最大規模の越境EC地域になると予想しています。
この状況の中、年末商戦は越境ECで海外の顧客を拡大したい中小企業にとって非常に大きな商機で、フェデックスでは出荷プロセスを簡素化し、消費者のショッピング体験を向上させ、年末商戦期間の恩恵を最大限に受けられるよう、EC小売業をサポートします。また、消費者がショッピングカートに品物を入れる購入前の段階から決済、発送、配達後の返品まで、バリューチェーンのあらゆるプロセスを強力に支えます。
フェデックス・エクスプレスは北太平洋地区ハブを関西国際空港に置いているほか、アジア太平洋地区ハブを広州白雲国際空港内に展開しており、中国と日本、また世界各地を航空貨物便で結んでいます。詳しくは、フェデックス・エクスプレスのウェブサイトを参照ください。