P-3Cなど、中国の潜没潜水艦とジャンカイⅡ級の接続水域への入域を確認

P-3Cなど、中国の潜没潜水艦とジャンカイⅡ級の接続水域への入域を確認

ニュース画像 1枚目:P-3C
© 海上自衛隊
P-3C

防衛省は2018年1月11日(木)午前、中国海軍の潜没潜水艦が大正島の北東の接続水域で入域したことを確認したと発表しました。この艦艇の動向は、海上自衛隊第6護衛隊所属護衛艦「おおなみ(DD-111)」と第5航空群所属のP-3Cが2018年1月10日(水)午後、宮古島の東北東の接続水域を北西進している状態で確認し、当該の潜水艦が引き続き北西進し、1月11日(木)午前に宮古島の北北東の接続水域から出域、東シナ海に進出したことが確認されています。

潜水艦に加え、中国海軍ジャンカイⅡ級フリゲート1隻が1月11日(木)午前、大正島の北東の日本の接続水域に入域したことが、海上自衛隊第15護衛隊所属護衛艦「おおよど(DE-231)」と「おおなみ」によって確認されています。この艦艇は一度、接続水域から出域し、再び大正島の北東の接続水域に入域しています。

「おおよど」、「おおなみ」と第5航空群所属のP-3Cは1月11日(木)午後、大正島付近の接続水域から潜没潜水艦、中国海軍ジャンカイⅡ級フリゲート1隻がそれぞれ出域しとを確認しています。この一件は、臨時代理の大臣へ直ちに報告され、不測の事態に備え、情報収集・警戒監視に万全を期すこと、関係省庁やアメリカなどと緊密に連携することの2点について、部隊に指示されています。

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