群馬県南牧村での山林火災、陸自ヘリコプターが災害派遣で対応

群馬県南牧村での山林火災、陸自ヘリコプターが災害派遣で対応

陸上自衛隊は2018年1月10日(水)から1月11日(木)にかけて、群馬県甘楽郡南牧村での山林火災に対応しました。これは、1月10日(水)に同村磐戸地区において山林火災が発生し、消防による消火活動で鎮火に至らず、1月10日(水)12時15分に群馬県知事から、相馬原駐屯地の陸上自衛隊第12旅団長に対し、災害派遣要請が行われました。

陸上自衛隊では、12時42分に第12施設隊のリエゾン(LO)が情報収集のため、南牧村役場へ出発、12時43分に東部方面ヘリコプター隊のUH-1が1機が情報収集にため駐屯地を離陸したのを皮切りに、第12ヘリコプター隊のOH-6、UH-60、CH-47が相次いで駐屯地を離陸しています。また、13時28分に第12旅団司令部のLOが群馬県庁に向けて出発したほか、13時30分に第12ヘリコプター隊のLOが南牧村役場に出発しています。その後も第12ヘリコプター隊のCH-47が空中消火活動のため駐屯地を離陸しています。

翌日1月11日(木)も第12施設隊のLOが南牧村役場で情報収集を行ったほか、5時38分から9時45分にかけて、第1ヘリコプター団のCH-47や第12ヘリコプター隊のCH-47が空中消火活動のため、東部方面ヘリコプター隊のUH-1、第12ヘリコプター隊のUH-60、OH-6が情報収取のため、相次いで離陸しています。

活動は、16時05分に消防が鎮圧を確認し、群馬県知事から撤収要請が出されています。陸上自衛隊は、この対応に人員のべ12名、車両のべ6両、航空機のべ19機を派遣し、航空機での散水回数は101回、散水量は約505トンでした。

期日: 2018/01/10 〜 2018/01/11
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