A321LR、パリ/ニューヨーク・JFK間を直行 型式証明の一環

A321LR、パリ/ニューヨーク・JFK間を直行 型式証明の一環

ニュース画像 1枚目:ニューヨーク・JFKに到着したA321LR
© AIRBUS S.A.S.
ニューヨーク・JFKに到着したA321LR

エアバスは2018年2月13日(火)、LEAP-1Aエンジンを搭載する機体記号(レジ)「D-AVZO」のA321LRでパリ/ニューヨーク・JFK間を直行で飛行しました。エアバスは、ベストセラーのA321LRで人気の高い大西洋路線を飛行し、新たな市場を開拓、対応能力の高さ、高いレベルの効率性、快適さを証明したとアピールしています。

A321LRはA321neoをベースとした機種で、「LR」は長距離航続を意味する「ロング・レンジ(long range)」を示しています。この派生系は、単通路機でもっとも長い7,400キロメートルを飛行できます。これにより、パリ・シャルル・ド・ゴールとニューヨーク・JFKを結ぶ長距離から、地域内の需要が高い路線まで各路線の規模、アジアからアメリカなど世界各地で幅広いニーズに対応します。

A321LRは、空力の改良や最先端の効率性を保つターボファンジェットエンジンへの評価から100機以上を受注しており、2018年後半に1機目の納入を予定しています。発表当初は、ボーイングの757を代替する機材更新の需要を視野にいれていました。

A321LRは、2018年1月31日(水)に初飛行しています。パリ/ニューヨーク間の飛行は、この派生系で型式証明を取得するまでのおよそ100時間におよぶ試験飛行のプログラムの1つです。型式証明は、2018年第2四半期を予定しています。

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