ブリティッシュ・エア、米4空港で搭乗口での顔認証技術の試験導入を拡大

ブリティッシュ・エア、米4空港で搭乗口での顔認証技術の試験導入を拡大

ニュース画像 1枚目:オーランド国際空港で生体認証を導入したブリティッシュ・エアウェイズ
© BRITISH AIRWAYS
オーランド国際空港で生体認証を導入したブリティッシュ・エアウェイズ

ブリティッシュ・エアウェイズは2018年3月8日(木)、アメリカのオーランド、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨークでの搭乗、到着手続きに生体認証技術を試験的に導入していると発表しました。

このうち、新たに試験導入開始したオーランド国際空港では、同技術で搭乗者は楽々と搭乗ゲートを通り、約10分間に240人の搭乗手続きが可能となっています。グレーターオーランド空港公団やアメリカ税関国境警備局、そして技術パートナーであるSITAと提携し、ブリティッシュ・エアウェイズは同空港の国際線の搭乗において、生体認証を使用する最初で唯一の航空会社でもあります。

ロサンゼルスでは2017年11月から生体認証技術を取り入れ、22分間で400人の搭乗者の搭乗を処理し、以前の半分以下の時間での手続きを実現しています。生体認証により、搭乗者は搭乗ゲートで搭乗券とパスポートを提示する必要がなく、カメラをのぞき込み、認証されるのを待つだけで済み、より迅速に搭乗できます。

オーランド空港では試験期間中、搭乗口2カ所に生体認証を導入し、ガトウィック行きのBA2036便の搭乗者が同技術を利用できます。オーランド、ロサンゼルス空港における生体認証搭乗試験は、ヒースロー空港のターミナル5を発着するイギリス国内線に続いての実施です。

なお、ヒースロー発着のマイアミ、ニューヨーク・JFK行きの対象便でも同様の技術試験を導入しており、アメリカ到着時の手続きが簡単、かつ迅速に行われています。詳しくは、ブリティッシュ・エアウェイズのウェブサイトを参照ください。

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