横田基地での人員降下訓練、1月8日にパラシュート落下事案が発生

横田基地での人員降下訓練、1月8日にパラシュート落下事案が発生

横田基地で2019年1月8日(火)から1月11日(金)までの期間、人員降下訓練が実施されていますが、1月8日(火)にパラシュートが落下する事案が発生しました。防衛省北関東防衛局が横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会に情報提供しました。

この事案は1月8日(火)10時ごろ、横田基地でアメリカ軍のパラシュート兵が通常訓練を実施中、1名のメインパラシュートが機能せず、当該パラシュートを切り離し、予備パラシュートで着地しました。けが人はなく、切り離された当該パラシュートも横田基地内に着地しています。当該のパラシュート兵は規則通り、安全手順を踏み、自身と地上の人員の安全を図ったことが報告されています。

北関東防衛局はアメリカ軍に対し、訓練実施にあたり原因究明、再発防止や安全管理を徹底し、周辺住民に不安を与えることがないよう万全を期すよう申し入れています。周辺市町連絡協議会も1月9日(水)に口頭で再発防止策を講じるまで、同様の訓練を停止すること、今回の情報を関係自治体に速やかに提供すること要請しています。

横田基地での降下訓練を巡っては、2018年4月にパラシュートの一部が羽村第三中学校に落下する事案が発生しています。この際にはすべてのパラシュート点検が行われ、訓練が再開されています。今回も同様のパラシュートに関連する事案のため、徹底的な原因究明を行うよう申し入れされています。

期日: 2019/01/08
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