陸上自衛隊は2019年1月7日(月)から2月16日(土)まで、アメリカ・カリフォルニア州のキャンプ・ペンデルトンとその周辺海域で、アメリカ海兵隊と実動訓練「アイアンフィスト19(Exercise Iron Fist 19)」を実施しています。
この訓練には陸上自衛隊の陸上総隊司令部、水陸機動団本部などで構成する統裁部と、水陸両用車10両を含む第1水陸機動連隊を基幹とする訓練部隊およそ550名が参加し、過去最大規模です。アメリカ軍からは、第1海兵機動展開部隊司令部、第1海兵師団司令部、第1海兵連隊、第3艦隊水陸両用戦隊が参加しています。
訓練は、2018年3月に新編された水陸機動団の総仕上げの訓練でもあり、1月27日(日)からは総合訓練が行われています。アメリカ海兵隊のMV-22Bオスプレイ、アメリカ海軍の揚陸艦やLCACなどの支援を受け、人員・装備品の艦艇への搭載から海上機動、着上陸、着上陸後の戦闘までの一連の行動を練成します。