アメリカ海軍、ニューポート・ニューズ造船所と空母2隻建造を正式契約

アメリカ海軍、ニューポート・ニューズ造船所と空母2隻建造を正式契約

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© U.S. Navy photo courtesy of Huntington Ingalls Industries
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アメリカ海軍は2019年1月31日(木)、ジェラルド・R・フォード級空母としてCVN-80とCVN-81の建造について、ハンティントン・インガルス・インダストリーズのニューポート・ニューズ造船所(HII-NNS)と正式に契約したと発表しました。CVN-80の艦名は「エンタープライズ」となる予定で、CVN-81は未定です。2隻の空母建造を同時に契約することで、連邦政府が支出する予算縮減につながります。

2隻の同時契約は、資材調達コストを含む節減だけでなく、熟練した労働者を最大限に活用し、原子力空母の効率化にもつながるとしています。さらに空母に積載するF-35CライトニングII、MQ-25無人機システム、MK 38ガンシステムなど、新たな装備品に対応する仕様変更の統合コストも含まれています。これらをあわせ、およそ43億ドルの予算削減につながる見込みです。

「エンタープライズ(CVN-80)」は2027年に就役するフォード級空母の3番艦となり「アイゼンハワー(CVN-69)」を更新、艦名未定の「CVN-81」は2030年就役のフォード級空母4番艦となり「カール・ヴィンソン(CVN-70)」を更新します。

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