P&W、セブパシフィックのA321neo導入を歓迎

P&W、セブパシフィックのA321neo導入を歓迎

セブパシフィック航空は2019年1月21日(火)、同社初のA321neoを受領、プラット・アンド・ホイットニー(P&W)はこれを歓迎しています。このA321neoは製造番号(msn)「8608」、機体番号(レジ)は「RP-C4118」でP&Wのギヤードターボファンエンジン(GTF)エンジンを搭載しています。

P&Wは、EngineWise総合サービス契約を通じ、セブパシフィック航空へ10年間のエンジンメンテナンスを提供します。セブパシフィック航空はA321neoを31機確定発注済みで、オプション8機の権利があります。さらにA320neoを5機、リース契約しており、これもP&WのGTFエンジンを搭載する予定です。

GTFエンジンは、2016年の運航開始から燃費を16%、NOx排出量を規制基準の50%、騒音を75%削減する実績が確認されています。

P&Wは「GTFエンジンの低燃費のギヤードファン技術がセブパシフィック航空に経済的および環境的利点をもたらすと確信しています」とコメントし、同社がA319や保有するA320に搭載するCFMインターナショナルのCFM56エンジンからP&Wに切り替えたことを歓迎しています。

セブパシフィック航空は、DC-9を運航していた際、P&WのJT8Dエンジンを搭載、使用していました。なお、セブパシフィック航空の保有機でA330はロールス・ロイスのトレント700エンジン、ATRはP&WカナダのPW127Mエンジンを搭載しています。

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