A380の生産は継続?終了? エアバスがエミレーツ航空と協議

A380の生産は継続?終了? エアバスがエミレーツ航空と協議

ニュース画像 1枚目:エミレーツ航空、2018年1月に100機目のA380を受領
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エミレーツ航空、2018年1月に100機目のA380を受領

エアバスは2019年1月31日(木)、エミレーツ航空と発注済み分を含むA380について協議していると公表しました。協議を行っていることにのみ言及、詳細を明らかにしていません。

この発表は、エミレーツ航空が発注済みのA380をキャンセルし、より小型のA350に切り替えるとの観測記事などを受けて交渉の事実を認めたものです。A380を巡っては、その大きさから購入を控える動きが続き、その一方でエミレーツ航空はA380を旗艦機として導入を進めています。

2019年1月末現在、エミレーツ航空のA380は発注済みが162機、このうち導入済みは109機、受領待ちは53機です。受注ペースが遅いことから、一時はエンジンを換装したA380neoの話題もあったものの、常にA380の生産終了が噂され、エミレーツ航空によって生産が維持されている状態とあり、現在は生産体制を縮小しています。

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