海上保安庁は2019年3月17日(日)から3月19日(火)まで、ジブチに同庁の職員を派遣、関係機関と海賊護送訓練と海賊対策などについて意見交換を実施しました。この訓練は、今回で7回目となります。
訓練は、逮捕した海賊の身柄をジブチ共和国内を経由し、護送する必要が生じた場合を想定し、ジブチ沿岸警備隊の全面的な協力で実施されました。このほか、ジブチ沿岸警備隊や設備運輸省、国家治安庁と、海賊対策に関する意見交換や取材対応、総理補佐官による激励が実施されています。
海上保安庁では、ソマリア沖やアデン湾で海賊事案が発生した際の法執行活動に備え、海賊対処に派遣される海上自衛隊護衛艦に海上保安官8名を同乗させています。同庁では法の支配に基づく「自由で開かれたインド太平洋」の実現に貢献していく方針です。