カンタスのパース/ロンドン・ヒースロー線が就航1年、期待を超える成果

カンタスのパース/ロンドン・ヒースロー線が就航1年、期待を超える成果

ニュース画像 1枚目:カンタス航空 787 イメージ
© Qantas
カンタス航空 787 イメージ

カンタス航空が2018年3月24日(土)にパース/ロンドン・ヒースロー線へ就航してから1年が経過しました。オーストラリアとヨーロッパを直行便でつなぐ唯一の路線は、期待を超える成果を上げていると、カンタス航空は紹介しています。

オーストラリアを訪れた旅行者による支出が1億100万ドル増加したほか、直接、間接的にフルタイム換算で601人分の雇用創出、また海外旅行者の71%がパースにストップオーバーすることから、西オーストラリアでの宿泊者数が100万人を超えるようになりました。

同路線の利用者は、60%弱がオートラリア人で、海外旅行者ではイギリス人が31%と大多数を占めています。パース経由のオーストラリア/ロンドン間の旅行者は30%増加し、このうちイギリスからパースへの旅行者は7%増となっています。

オーストラリア各地からも乗り継いで同路線を利用する旅行者も多く、メルボルンからの利用者が25%、シドニーからが7%、ブリスベンからが6%、アデレードからが4%となっています。

新規路線にしては珍しく、どの便もほぼ満席で、就航すぐに採算が取れた同路線は、カンタス航空のネットワークで最長路線でありながら、最も顧客満足度の高い路線となっていると、カンタス航空はコメントしています。なお、同路線は現在、787-9を使用し、デイリーで運航されています。

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