航空科学博物館、8月1日にリニューアルオープン 開館30周年

航空科学博物館、8月1日にリニューアルオープン 開館30周年

ニュース画像 1枚目:玄関アプローチとランウェイシンボル
© 航空科学博物館
玄関アプローチとランウェイシンボル

成田空港近くの航空科学博物館は2019年8月1日(木)、開館30周年にあわせてリニューアルオープンします。リニューアルは、成田国際空港(NAA)の支援で展示施設が一新され、新たに「体験館」が新設されます。リニューアル後、初めての週末となる8月3日(土)と8月4日(日)は、開館30周年記念イベントを開催します。

西練1階と2階の展示施設は、壁面をスクリーンに見立てた270度のパノラマビジョンが映し出され、設置されている747-400大型可動模型とコクピットが連動し、実際に操縦している感覚を体験できます。航空機エンジンにはプロジェクションマッピングを使用し、その仕組みを音と映像で解説する「B747エンジン解説」や、発明されてから100年の航空機の軌跡を、 300機の航空機模型で黎明期、発展期、成熟期の3段階で紹介するコーナーが設けられます。

新たな体験館は、天井10メートルの吹き抜けを活かし、折り紙飛行機教室など、イベント時も200名を収容できるサイエンスシアターの機能が備わっています。2階には国内で初めてとなる737-MAXと777のシミュレーターを有料で提供し、航空会社の協力を得てモックアップが設置されます。また、本館3階の展望台の利用が難しかった利用者向けに、バリアフリーに配慮した展望台が設置されます。

このほか、ディテールにもこだわったリニューアルとなっており、玄関アプローチは成田空港のA滑走路を見立て「34L」と記したアプローチとなり、エントランスにはデジタルインフォメーションボードで館内案内とバス時刻表や各種案内を表示します。1階には子どもトイレと授乳室、5階にはガイド用のDJブースが設置されます。

リニューアルに伴い、8月1日(木)から入館料は大人700円となりますが、中高生は300円、4歳以上は200円と青少年向けの料金は据え置きます。

期日: 2019/08/01から
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