ワンワールド、デジタルプラットフォームの接続で利便性向上が加速

ワンワールド、デジタルプラットフォームの接続で利便性向上が加速

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ワンワールド

ワンワールドは2019年6月1日(土)、同アライアンスのデジタル革命の加速と、より多くの加盟会社が新たなデジタル・プラットフォームとリンクし、機能追加が進んでいると発表しました。

ワンワールドは、フィジー・エアウェイズが新たな会員プラットフォーム「ワンワールド・コネクト」パートナーとなり、半年以内に複数の航空会社が同様にコネクトパートナーとして参画したいと議論を進めています。ロイヤル・エア・モロッコは2020年前半にアフリカから初めての航空会社として正式加盟を予定し、さらにワンワールドが開発、ブランディング、管理する初のラウンジンについて、世界の複数の空港が候補にあがり、設置場所の最終決定段階にあります。

こうした拡大期のなか、ワンワールドは顧客と加盟航空会社にさらなる価値を生み出そうと、顧客イニシアチブを展開しています。この新たなデジタル・プラットフォームは世界1,100都市へより簡単に旅行できるようデザインされ、2月に開始し、複数の機能を追加し、大きな成果を残しています。

複数の区間や航空会社をまたいで旅行する際もシームレスな接続を目指し、余計なアプリやログインを必要とせず、好みの加盟航空会社のモバイルアプリやウェブサイトを利用することが可能です。

キャセイパシフィック航空とカタール航空はこの方式を利用した初めての加盟航空会社で、1月からいずれの会社のモバイルアプリやウェブサイトでも、接続便のチェックインや搭乗券の受け取りが可能です。カンタス航空は搭乗者の接続便に関する情報をこの方式で他の加盟航空会社に伝達し、他の加盟会社2社も現在、このプラットフォームへ近く接続します。

イベリア航空は同プラットフォームに既に接続しているキャセイパシフィック航空とカタール航空への接続便でチェックイン、搭乗券の受け取りが近日中に可能となるほか、フィンエアーも同様にキャセイパシフィック航空、カタール航空、イベリア航空のアプリやウェブサイトから搭乗券などを受け取ることができるようになります。

同時にワンワールドは、手荷物追跡、有償の場合も含めた座席の選択、追加手荷物の支払いなどのデジタルサービスの機能追加にも取り組んでいます。より多くの航空会社がプラットフォームに接続することで、多くの機能の付加と加盟航空会社間で増加する乗継ぎの利便性の向上につなげます。

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