ハワイアン航空、風や乱気流などを教えてくれるタブレットアプリを導入

ハワイアン航空、風や乱気流などを教えてくれるタブレットアプリを導入

ニュース画像 1枚目:Pacelab Flight Profile Optimizer (FPO)
© ハワイアン航空
Pacelab Flight Profile Optimizer (FPO)

最も時間に正確なアメリカの航空会社として15年連続で選定されているハワイアン航空は2019年6月6日(木)、操縦室でリアルタイムに航空機と天気に関する情報を確認できるタブレット技術を導入したと発表しました。

同社は5月にベルリンを拠点とするソフトウェアプロバイダ「PACE」の「Pacelab Flight Profile Optimizer (FPO)」を導入しました。これは、衛星を使用し、風や予測される乱気流、また航空機のパフォーマンスを絶えず乗務員に知らせるアプリケーションです。A330のパイロットはアプリを通じ、離陸から着陸まで、最も快適で燃料効率の良い軌道を飛行するのに必要な最新情報にアクセスすることができます。

このアプリは現在、ハワイアン航空のオーストラリア、ニュージーランド、日本、韓国、タヒチ、サモア諸島、アメリカ本土への路線を運航している24機のワイドボディ機A330で活用されています。なお今後、アメリカ西海岸都市とハワイ諸島を結ぶ路線を拡大し、2020年初頭までに13機から18機に増加する中距離路線用のナロウボディ機A321neoでも同アプリの利用を計画しています。

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