エア・インディアは2012年5月末にも予定されていた787のデリバリーは受領しない見込みです。インド民間航空大臣の発言をウォール・ストリート・ジャーナルはじめ、各紙が伝えています。
エア・インディアは787のデリバリーが当初の予定から遅れたことから、ボーイングに対して補償を要求。この交渉がまとまるまではデリバリーされないようです。エア・インディアの787は支払いが出来ない、発注数を減らす、リースにまわすなどさまざまな事が伝わり、さらには現在は経営的にも厳しい状況。エア・インディアからすると、全て予定通りに787が導入されないことに起因する、ということかも知れません。
エア・インディアには機体番号(レジ)「VT-AND」がデリバリーされる予定でしたが、これが先送りとなると、全日空(ANA)向けが来ることになりそうです。