大刀洗平和記念館、「幻の翼 震電」を開催 大刀洗飛行場100周年

大刀洗平和記念館、「幻の翼 震電」を開催 大刀洗飛行場100周年

ニュース画像 1枚目:幻の翼 震電
© 大刀洗平和記念館
幻の翼 震電

福岡県朝倉郡の筑前町立大刀洗平和記念館は2019年10月20日(日)、「幻の翼 震電(しんでん)~大刀洗飛行場100周年特別バージョン~」を開催します。

これは大刀洗飛行場創立100周年記念事業として実施されるものです。第1部はモノを擬人化し、笑って泣けるエンターテインメントを上演する「ギンギラ太陽’s」による、戦争中に福岡で開発されていた「幻の戦闘機 震電」を主人公に、大刀洗飛行場や雁ノ巣空港も登場し、「福岡の空の歴史」を語ります。

震電は第二次世界大戦末期に日本海軍が試作した前翼型の独特な機体形状を持つ、局地戦闘機です。最高速度約740キロメートル以上の高速戦闘機の計画で、1945年6月に試作機が完成、同年の8月に試験飛行を行いましたが、終戦を迎えています。

また、第2部ではパネリストに、大刀洗町副町長の中山智志さんや、「ギンギラ太陽’s」の主宰、大塚ムネトさんを招き、パネルディスカッション「大刀洗飛行場が私たちにもたらしたもの〜過去の遺産を未来に投資する〜」が実施されます。このほか2階展示ホールでは、「大刀洗飛行場と100年の未来展」が開催されます。

第1部のチケット料金は一般が3,000円で、大刀洗町民の方は大人2,000円、子ども1,000円となります。販売は大刀洗町教育委員会生涯学習課窓口か、チケットぴあで購入できます。なお、パネルディスカッションは入場無料となっています。

期日: 2019/10/20
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