ロシア空軍An-12、ソユーズをカザフスタンからモスクワに輸送

ロシア空軍An-12、ソユーズをカザフスタンからモスクワに輸送

ニュース画像 1枚目:An-12
© Минобороны России
An-12

ロシア航空宇宙軍中央軍管区の輸送機An-12が2019年10月5日(土)、ソユーズMS-12をモスクワに輸送しました。ソユーズMS-12は10月3日(木)に地球に帰還しており、今回の輸送はカザフスタンのジェズカズガンからチェリャビンスクのヴァエンニ・アエロドロム・シャゴル航空基地で通関手続きと給油を行い、モスクワへ向かいました。

An-12は旧ソ連のアントノフ設計局が開発したターボプロップ4発の中型輸送機です。アメリカのC-130と同規模の輸送機で1957年12月に初飛行し、1972年までに1,200機を超える機体が生産されました。搭載重量20トン、最大速度777キロメートル、航続距離は3,200キロメートルです。中国では「Y-8」の名でライセンス生産され運用されています。

期日: 2019/10/05
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