チューリッヒ空港、手荷物分類システムをリニューアル 2025年に完成

チューリッヒ空港、手荷物分類システムをリニューアル 2025年に完成

ニュース画像 1枚目:チューリッヒ空港 イメージ
© Flughafen Zürich AG
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チューリッヒ空港は2019年10月18日(金)、手荷物分類システムをリニューアルすると発表しました。

手荷物分類システムは、同空港における旅客取扱いの中心的設備です。部品が交換時期を迎えることや、新たなEU規制に則り、受託手荷物の保安検査のために将来的には既存システムをアップグレードする必要があること、また数年以内に取り扱い容量を超えることに対応するため、設備を更新します。

現在、チェックインエリア「2」「3」からの預入手荷物は地下の輸送システムを通じて中央分類ステーションに運ばれていますが、今後数カ月以内にこの輸送システムがより強力なものに入れ替えられます。この調整期間中は輸送できる容量が減少し、一部の荷物は地下の輸送システムではなく、バゲージカートや運搬機などにより中央分類ステーションに移動されます。

このため、チェックインエリア「2」の利用者には一部影響がでる可能性があり、必要な情報はウェブサイトやチェックインエリアの情報掲示板に掲示するとともに、空港スタッフが道案内などのサポートを行うと説明しています。なお、チューリッヒ空港はこのシステム更新に約5億スイスフランを投資しており、リニューアルは複数の段階に分け、第1段階は10月21日(月)から約2カ月間、最終段階のドッグ「E」における工事は2025年の完了を予定しています。

期日: 2019/10/21から
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