ギリシャから聖火輸送する787特別塗装機、デザインや行程決まる

ギリシャから聖火輸送する787特別塗装機、デザインや行程決まる

東京2020組織委員会は2019年10月25日(金)、ギリシャから日本に到着する聖火の歓迎と聖火リレーの最初のセレモニー「聖火到着式」の概要を発表しました。聖火は2020年3月20日(金・祝)、ギリシャから聖火輸送の787-8特別塗装機で松島基地に到着します。

東京五輪の聖火は2020年3月12日(木)、古代オリンピア市で採火、ギリシャ国内でのリレーで、古代五輪発祥のアテネのパナシナイコ競技場で3月19日(木)に東京2020組織委員会へ引き継がれます。同日中に聖火輸送の専用機がアテネを出発し、松島基地に到着する予定です。

輸送担当者は、かつてオリンピックで活躍した柔道男子の野村忠宏さん、国民栄誉賞も受賞しているレスリング女子の吉田沙保里さんの2名です。聖火のランタンは、機内の座席に固定されて空輸され、松島基地では野村さんと吉田さんによって日本で初めてお披露目されます。

特別塗装機は、JALの787を使用するものの、お披露目されたデザインではオリンピック聖火リレーサポーティングパートナーとなるJALとANAのロゴが機体前方に施され、聖火輸送のための特別仕様となっています。

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