ベトナム航空、リチウム電池機器の輸送を厳格化 リコール対象は禁止

ベトナム航空、リチウム電池機器の輸送を厳格化 リコール対象は禁止

ニュース画像 1枚目:ベトナム航空 A350-900
© AIRBUS
ベトナム航空 A350-900

ベトナム航空は2019年11月15日(金)から、運航の安全に影響を与える恐れがあるリチウム電池と、それらを使用した電子機器の輸送を厳格化しました。

これは、ベトナム民間航空局が10月28日(月)付で実施した行政指導によるもので、リコール対象リストのリチウム電池、損傷リチウム電池を使用した電子機器の輸送が禁止となりました。リコール対象の電池でも、損傷していない電池を使用した電子機器は、電源オフの状態に限り、機内手荷物として認められますが、受託手荷物としての輸送は禁止となっています。

また、製造業者が正常電池への交換、リコール対象リストから除外された場合は輸送が認められます。ただし、リコール対象電池搭載の電子機器については、搭乗前また運航中は必ず電源をオフにし、手元に確保する必要があります。

ベトナム航空では利用者に対し、運航の安全性担保のため、理解と協力を求めており、
万が一、機器の不具合、発熱、発煙などが発生した場合は、乗務員へ通知するよう促しています。

期日: 2019/11/15から
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