プリンス・オブ・ウェールズがクイーン・エリザベスを出迎え

プリンス・オブ・ウェールズがクイーン・エリザベスを出迎え

ニュース画像 1枚目:プリンス・オブ・ウェールズ(左)がクイーン・エリザベス(右)を出迎え
© Royal Navy
プリンス・オブ・ウェールズ(左)がクイーン・エリザベス(右)を出迎え

イギリス海軍は2019年12月4日(水)、空母「クイーン・エリザベス(R08)」を中心とした空母打撃群の大半が、アメリカでイギリス空軍F-35Bとの運用テストを終え、帰港したと発表しました。母港のポーツマスを8月30日(金)に出港、およそ3カ月に及ぶ訓練航海でした。

45型駆逐艦「ドラゴン(D35)」が先行して帰港した後、空母「クイーン・エリザベス」が「プリンス・オブ・ウェールズ(R09)」に迎えられ帰港、23型フリゲート「ノーサンバーランド(F238)」とタイド型給油艦「タイドフォース(A139)」はデヴォンポート海軍基地へ帰港しました。航空機は、クルドローズ航空基地とヨービルトン航空基地へ帰投しました。

運用テスト中、クルドローズ航空基地の第820海軍航空隊、マーリンHM.1が対潜哨戒と捜索救助(SAR)でサポートしました。第814海軍航空隊コマンド・マーリンと、第815海軍航空隊ワイルドキャットHMA.2は物資輸送やSARで、空母打撃群の航空グループを形成しました。

空母打撃群の初期運用能力は、2020年に宣言する計画で、2021年にはイギリス空軍(RAF)、第617飛行隊とアメリカ海兵隊のF-35B部隊で運用展開を予定しています。

期日: 2019/12/04まで
メニューを開く