所沢航空発祥記念館は、「アンリ・ファルマン機」の展示を記念して、「所澤飛行場」と同機をテーマにした特別展「所澤飛行場 空を拓くものがたり」を開催していますが、好評につき2020年3月1日(日)まで展示期間を延長します。当初は、2019年12月1日(日)までの予定でした。
この特別展は、「所澤飛行場」の空を初めて飛んだ記念すべきアンリ・ファルマンと、ほぼ同じ時期に産声を上げた「所澤飛行場」、さらにアンリ・ファルマンを操った日本で最初のパイロット、徳川好敏氏にもスポットを当て振り返ります。
アンリ・ファルマンの実機展示や、アメリカから1960年に同機が返還された際の映像をはじめ、所澤飛行場の歴史紹介パネル、日本人初のパイロットをモデルにしたオリジナルクレイアニメーション「天まで届け」の参考上映、同館収蔵の徳川好敏大尉の関連資料展示などが行われています。
なお、「アンリ・ファルマン機」の実機は、航空自衛隊、埼玉県、フランス航空教育団来日100周年記念事業実行委員会の協力と連携により、所沢航空発祥記念館で展示されています。