「クリスマス・ドロップ(Christmas Drop)」作戦に参加しているアメリカ空軍横田基地第36空輸飛行隊(36AS)のC-130Jスーパーハーキュリーズが2019年12月10日(火)、ミクロネシア連邦ウォレアイ島で物資を投下しました。
この作戦は、世界でもっとも長い物資投下訓練であると同時に、アンダーセン基地から近隣の太平洋地域の諸島の子どもたちに、個人の寄付、慈善団体、グアム大学から提供を受けたプレゼントを贈る、長年にわたる活動でもあります。ミクロネシア連邦やパラオ共和国の島々の人たちは、アンダーセン空軍基地から飛来するC-130サンタの贈るプレゼントを毎年、クリスマスシーズンの訪れとして楽しみにしています。
2019年で68回目になる「クリスマス・ドロップ」作戦には、アメリカ空軍のほか、航空自衛隊とオーストラリア空軍、ニュージーランド空軍が参加し、寄附されたおもちゃなどに加え、服、食料、生活必需品、教育用品など、ミクロネシアやパラオなど太平洋に浮かぶ50以上島々に空中投下しました。各国が連携して実施することで、人道支援・災害救援にかかる能力向上や、パートナーとの相互運用性の向上も目的としています。