ロシア航空宇宙軍東部軍管区、ハバロフスクのフルバ空軍基地第277爆撃連隊(277BAP)のSu-34フルバックが2020年1月29日(水)、演習場で装甲車両を想定した爆撃訓練を実施しました。訓練は、Su-34が低高度から中高度で、回避行動をとりながら爆撃訓練を行い、厳しい気象条件の中、基地に帰還しました。
Su-34フルバックは、Su-27ブランカーシリーズの戦闘爆撃機型です。並列複座で扁平な形のレドームが特徴でフランカーとは大きく印象が変わります。Su-24の後継として開発され、1990年4月に原型機が初飛行しました。
量産型の部隊配備は2006年12月になり、シリアで実戦に投入されました。諸元は全幅14.7メートル、全長23.34メートル、兵装搭載量8,000キログラム、最大速度2,120キロメートル、航続距離4,000キロメートルです。