JAL、次世代モビリティ関連企業3社に出資 事業領域の拡大めざす

JAL、次世代モビリティ関連企業3社に出資 事業領域の拡大めざす

ニュース画像 1枚目:Volocopter社 eVTOL / Bestmile社 配車管理システム / Fetch Robotics社 自動運搬ロボット
© 日本航空
Volocopter社 eVTOL / Bestmile社 配車管理システム / Fetch Robotics社 自動運搬ロボット

日本航空(JAL)は2020年2月21日(金)、有望なスタートアップ企業への投資を行うCVC(コーポレート・ベンチャーキャピタルファンド)「Japan Airlines Innovation Fund」を通じて、次世代モビリティに関連する企業3社に出資したと発表しました。

出資先は、ドイツに本社を置く「Volocopter GmbH」、スイスに本社を置く「Bestmile SA」、アメリカに本社を置く「Fetch Robotics, Inc.」です。

「Volocopter GmbH」は、eVTOLと呼ばれる次世代型のエアモビリティを開発しており、2019年10月にはシンガポールでの有人飛行実証実験に成功、今後グローバルな事業展開が期待される企業です。「Bestmile SA」は、自動車などの配車管理を最適化するプラットフォームを開発し、自動運転タクシーなどMaaSの普及に大きく貢献することが期待されます。「Fetch Robotics, Inc.」は、倉庫や工場などの大規模施設内で物資の自動運搬ロボットや管理プラットフォームを開発している企業で、倉庫内作業のオートメーション化により労働力不足を補完するなどの導入効果が評価されています。

JALは、3社への出資に加え、当該領域の拡大に向け、2020年1月にJAL内で新設した専門組織による成長に向けた支援を通して、各社の持つ最先端技術やビジネスモデルとの連携を深め、これまで以上にスピード感のある価値創造の実現を図ります。

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